優良な投資信託を選ぶための基準をまとめてみました。
目的は老後資金や教育資金など長期的に資金を作っていく目的を前提とし、手段として投資信託を使っていくこと想定しています。
窓口に近づくな
銀行や郵便局で証券口座を開設して、投資商品を購入してしまうと、高額な手数料を取られてしまう恐れがあります。
彼らは販売のプロであって決して運用のプロではありません。
近づけば、不良な投資商品を購入させられてしまうので、必ずネット証券から口座開設し、投資信託を選ぶようにしましょう。
信託期限は無期限なものを選ぶ
信託期限が3年や5年といった短期間のものは避けよう!
特に老後資金のためにする場合は20年、30年と長期的に資金を作っていくので信託期限は無期限の物を選ぶこと。
購入時手数料が無料で信託報酬が安いものを選ぶ
購入時手数料が無料のものはノーロードと呼ばれます。
投資信託には購入時、保有時、売却時にそれぞれ手数料が発生します。特に長期保有するようになるとその分手数料が増えるので、信託報酬はできるだけ安いものを選びましょう。
手数料が高くなれば優良な投資信託になるわけではありません。
分配金は再投資されるものを選ぶ
老後資金など長期間かけて資金を作る場合は、投資ででた分配金は再投資し投資元金を大きくするようにしよう。
純資産残高が右肩上がりに増え続けているものを選ぶ
長期投資において途中で投資運用できなくなることが一番の敵になります。
信託期限が短期間のものは論外ですが、信託期限が無期限であっても繰上償還されれば目的を達成できなくなる恐れがあります。
その為、過去から現在に至るまでの純資産残高の推移を確認し、右肩上がりに増え続けているものを選ぶようにしましょう。
純資産残高が減り続けるということは、資金が集まらなくなってきている恐れがあり運用自体ができなくなる可能性があります。
その場合、繰上償還され長期投資できなくなるので、純資産残高の推移を確認すること。
また純資産残高があまりにも少ないものは避けましょう。
自動積立する仕組みを作る
積み立てを忘れてしまうと長期投資の意味がなくなるので、自動積立する仕組みを作ること。
大手ネット証券である楽天証券やSBI証券は自動積立サービスがあるので、それをうまく活用しましょう。
投資信託の中身は米国か全世界
投資において、何に投資するかはとても重要です。米国か全世界に分散投資できる投資信託を選びましょう。
まとめ
・窓口には近づかない
・信託報酬は無期限
・購入時手数料は無料で信託報酬はできるだけ安いもの
・分配金は再投資
・純資産残高は右肩上がりに増え続けているもの
・自動積立する仕組みを作る
・投資信託の中身は米国か全世界
以上が優良な投資信託を選ぶ基準です。
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