こんにちは!普通の会社員のマコです
今回のテーマはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)、
略して「オルカン」についてです
- なんとなく購入してる
- みんな買っているから
オルカンがどのようなインデックスファンドなのか、意外と他人に説明できない場合が多いです
知ることで自分が何に投資しているのか明確になります
ブレない投資目標、方針を作っていきましょう!
オルカンとは
冒頭で説明したように
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)のことを「オルカン」と呼んでます
三菱UFJ国際投信が運用する投資商品のことで、
オルカンを買えばそれ一つで全世界に投資できる人気の投資信託です
特徴
特徴1:ベンチマークはMSCI ACWI
MSCIは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社の略になります
ACWIは、オール・カントリー・ワールド・インデックスの略
つまり、オルカンはMSCI社が作ったACWI指数をベンチマークとしている商品のことです
MSCI ACWI指数で覚えておきたいのは
時価総額加重型であること
- 組み入り銘柄に均等に投資していない
- 投資対象である47各国に均等に投資していない
時価総額の大きさによって投資する比率が変わってきます
人気のある企業ほどたくさん組み込まれます
特徴2:小型株、フロンティア市場、スタンドアローン市場は含まない
オルカンの投資対象は上場企業で、時価総額を大きい順に並べたときに上位85%までの大型株、中型株をメインに投資しています
なので下位15%の小型株やハイリスクであるフロンティア市場とスタンドアローン市場は投資対象外になります
特徴3:投資先の比率(2022年9月末時点)
地域別の構成比率
- 先進国(日本含む)88.9%
- 新興国11.1%
国別の構成比率
- アメリカ62.0%
- 日本5.4%
- イギリス3.7%
- カナダ3.1%
- フランス2.7%
- その他(先進国)12.0%
- 中国3.5%
- インド1.7%
- 台湾1.5%
- その他(新興国)4.4%
投資対象の国や比率はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) の目論見書を見れば確認することができます
特徴4:コストが最安級(2022年4月から2023年4月時点)
信託報酬と隠れコスト合わせて0.166%です
指数が優れていても、それを扱うインデックスファンドが優れているとは限りません
主な原因はコストにあります
指数の年率が5%でもインデックスファンドの成績が年率3%や4%しかないことは珍しくありません
なので、インデックスファンドを選ぶ際はコストが安いものを選ぶことは基本条件になります
その点、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は0.166%と最安級です
運用報告書を見ればコストの詳細を確認できます
まとめ
- ベンチマークはMSCI ACWI
- 大型株、中型株を中心に投資している
- 先進国(日本含む)88.9%、新興国11.1%
特にアメリカが占める比率が60%以上と大きい - コストが0.166%と最安級である
以上がオルカンの特徴についてでした
自分が何に投資しているか理解すればより愛着が湧きますし、ブレない投資目的や方針を持つことができるので、長期投資において有利になります
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