前回は売買方法についての投資信託とETFの違いを見ていきました。
今回はその続きからになります
結論
投資信託よりETFの方が手数料が安くなる傾向にあります。
ただ、投資信託もETFに劣らずの安価な手数料の設定のものもあるので、目的によって使い分けが大切です。
手数料の違い
購入コスト
投資信託
ファンド購入時に購入時手数料がかかる。販売会社に支払う。
銀行や郵便局などの窓口で購入すると、手数料が高くなる。
ノーロードと呼ばれる手数料無料の投資信託もある。
ETF
購入時には売買手数料がかかる。証券会社に支払う。
購入額に応じて売買手数料を支払う。
保有コスト
投資信託
投資信託を保有する間ずっと信託報酬という手数料がかかる。
この手数料は販売会社、運用会社、管理会社の3社にそれぞれ支払う。
ETF
投資信託と同じく保有する間、信託報酬が手数料としてかかります。
ただ、違いとしては支払い先として運用会社、管理会社の2社のみで、販売会社には支払わなくて良くなります。
ここが、ETFの方が手数料が安くなる理由です。
売却コスト
投資信託
売却(解約)時に信託財産留保額がかかります。
解約代金に所定の料率をかけた金額がかかります。
ETF
売却時には売買手数料がかかります。
売却額に応じて売買手数料を支払います。
まとめ
投資信託とETFの手数料の違いとしては、保有時にかかる信託報酬が運用会社と管理会社の2社だけの、ETFの方が安くなりやすい傾向にあります。
ただ投資信託の方も最近では、安価な手数料を設定するものも増えてきたので、投資信託、ETFどちらの手段を使うかは目的によって選ぶようにしましょう。
今回はここまで、次回は機能面についての違いを投稿しようと思います。
お楽しみに!
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