投資信託とETFの違い②

前回は売買方法についての投資信託とETFの違いを見ていきました。

今回はその続きからになります

結論

投資信託よりETFの方が手数料が安くなる傾向にあります。

ただ、投資信託もETFに劣らずの安価な手数料の設定のものもあるので、目的によって使い分けが大切です。

手数料の違い

購入コスト

投資信託

ファンド購入時に購入時手数料がかかる。販売会社に支払う。

銀行や郵便局などの窓口で購入すると、手数料が高くなる。

ノーロードと呼ばれる手数料無料の投資信託もある。

ETF

購入時には売買手数料がかかる。証券会社に支払う。

購入額に応じて売買手数料を支払う。

保有コスト

投資信託

投資信託を保有する間ずっと信託報酬という手数料がかかる。

この手数料は販売会社、運用会社、管理会社の3社にそれぞれ支払う。

ETF

投資信託と同じく保有する間、信託報酬が手数料としてかかります。

ただ、違いとしては支払い先として運用会社、管理会社の2社のみで、販売会社には支払わなくて良くなります。

ここが、ETFの方が手数料が安くなる理由です。

売却コスト

投資信託

売却(解約)時に信託財産留保額がかかります。

解約代金に所定の料率をかけた金額がかかります。

ETF

売却時には売買手数料がかかります。

売却額に応じて売買手数料を支払います。

まとめ

投資信託とETFの手数料の違いとしては、保有時にかかる信託報酬が運用会社と管理会社の2社だけの、ETFの方が安くなりやすい傾向にあります。

ただ投資信託の方も最近では、安価な手数料を設定するものも増えてきたので、投資信託、ETFどちらの手段を使うかは目的によって選ぶようにしましょう。

今回はここまで、次回は機能面についての違いを投稿しようと思います。

お楽しみに!

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